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有閑主腐えみりんがツレヅレなるままに好きなことを語ります。


by emmylinn0514
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今の日本において、キリスト教に代わるもの

NHKの世界のドキュメンタリーで「内部告発」を観た。
衝撃的な内容だった。さもありなんとは言え、企業不正の規模が欧米だと規模が大き過ぎる。
これに比べると日本の食品偽装とか、嗤っちゃうくらいカワイイよ。ホントすげぇな欧米人。
背任の罪悪の深さに比べると、内部告発者たちはこれもまた日本に比べてびっくりするくらいあっけらかんとしている。堂々としてもいるし、なんかカッコいい。もちろん殺されちゃった人もたくさんいるし、証人保護プログラムを受けている人もいるんだろうけど、この人お天道さまの下歩いて大丈夫なの?この人の小さな娘さんとか学校行ってて大丈夫なの?と驚く。この違いはなんなのだろうか?
昨日、たまたま「マンガノゲンバ」を観ていて、「罪と罰」を現代日本に翻案してマンガ化している作家さんが「ソーニャの無償の愛の原動力となるキリスト教への信仰が、現代日本には無いので難しい」と言っていたの思いだし、欧米の内部告発者たちの矜恃も身の安全も、社会全体に共有されるキリスト教精神によるのだな、と思った。
日本にだって正義の内部告発者はいるのだろうが、たいていは顔を衆目にさらさないしたまにかたることがあってもなんだかモニョらされるひとが多いのも私の感想だ。なんだかモチベーションが正義や愛では無くて、行き過ぎた平等主義だったり、僻み根性だったりなのではないだろうかと言う印象を受けてしまうことが多いんだな。
そして、悪人たちの方も、悪に開き直ってしまっている人たちだからすぐに人を使って恫喝したり本人や身内を殺してしまったり。欧米の巨悪は社会に承認されて存在している人たちが多いので、あからさまにキリスト教の名の下に正義を語っている人たちに危害が加わっているのがわかると社会が許さないと言うところがあって少し手心が加わるのだろうか。
日本では、あるいは共産主義がこれに代わるものなのかもとも思ったが、社会的コンセンサスというには程遠いしな。共産主義も悪い思想では無いはずなのだが、どうも共感を持てないのはなぜなんだろうと考えて思いつく。そうか、共産主義には愛が無い。煩悩も業も無い。
やはり、宗教の代わりにはならんのかな、とぼんやりと考えた。
by emmylinn0514 | 2008-12-17 12:19